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アメリカで日本式お風呂を作る8つのポイント

アメリカでの風呂改築リフォーム

アメリカのお風呂は浅すぎて、全身が浸かれない。

アメリカのお風呂は一回一回お湯を入れ替えないといけない。

シャワールームしかなくて、お湯に浸かれない。

アメリカのお風呂は小さすぎて、子供と一緒に入れない。

アメリカのお風呂は洗い場が無い。


そんな悩みは誰にでもあると思います。

私は8年前にアメリカで日本式お風呂へと改築しました。

その際に感じた8つのポイントをシェアします。

  1. リフォームは投資目的か個人の幸せ目的か考える

  2. コントラクター選びは重要

  3. まずは自分のイメージするお風呂像を写真などでかためる

  4. 風呂釜は大き過ぎず、小さ過ぎずを選ぶ

  5. 窓は作ろう

  6. シャワーヘッドは高いのと低いのと。

  7. 出入り口のドアが必要

  8. 手桶、椅子、お風呂カバー、水温計などのグッズを揃えよう

私は4年前に日本式のお風呂にリフォームしました。


1日の終わりのお風呂が毎日楽しみだし、疲れの取れ方が格段に違います。

アメリカに住む日本人の方にはオススメしたいです。


ただ、リフォームはお金がかかります。

そこで、必ず考えることは

このリフォームは何のためにやるのか?

① 家の価値をあげるものなのか?

アメリカでは家も投資の一つ。

将来売る事を考えての投資目的として、リフォームをすることは当然。

個人や家族の幸せの為のものか?

私の場合は後者です。

「毎日を楽しく過ごしたい」と思い、家族で楽しくお風呂に毎日入れるのであればと思い、将来的に売るときの価値については深く考えませんでした。

もちろん、1と2に両方関わる場合もあるでしょう。

ただ、お金が掛かることなので、どちらに当てはまるものか、よーく考えてから実行しましょう。


日本式風呂を作る上でのアドバイス

今回は『日本式のお風呂を作りたいという人』必読のアドバイスと必要グッズを紹介したいと思います。


アメリカではコントラクターという人(要は仕切り屋)がすべての工程を管理して、いろいろな業者を利用しながら、作っていきます。例えば、水回り関係であれば、水関連の業者をコントラクターが選び、日程などを管理しながら、仕上げていきます。

最終的に家のオーナーはコントラクターと契約して、その人にお金を払います。


コントラクター選びは大事です。

周りの友達などに相談して、いい人がいたら教えてもらうといいです。

打ち合わせはすべてコントラクターとして、こういう風にしたいなど、詳しいところまでデザインしていったり、いつまでに仕上げるなどの話をして進めていきます。

アメリカ人のコントラクターであれば、「日本のお風呂を作りたい」と言っても、わからないでしょう。

色々な写真を見せながら、説明するしかないです。

コントラクターに説明する際に作った画像です。これはPINTRESTなどから探してきました。

好きなタイルの感じや壁の感じ、そして、配置例などの参考に。

5つの大事なポイント

#1. 風呂窯は大き過ぎず、小さ過ぎずが良し。

風呂釜の大きさはお湯の量と入れるのにかかる時間を左右するので、非常に大事です。

アメリカで選ぶ際に日本では考えられないような特大窯まであるので、注意。

ある程度の高さがあるが、それほど幅は広くないのがオススメです。

よくあるミステイクは幅が大き過ぎて、水を入れるのに時間が掛かってします。

お風呂は子供(一緒に入るのも小学生高学年ぐらいまで)と大人の2人で入れるぐらいをイメージして大きさを考えたほうが良いです。


うちはいつも10分ぐらいで肩まで入れるぐらいになります。

#2. 窓は必ず作った方が良い。

夏など夜まで明るいので、こんな状態の時も!

景色は家によって違うと思いますが、どちらにしても窓はあった方が良いです。

うちは無かったところにお願いして作ってもらいました。

基本のアメリカのお風呂にはついてないので、特別にリクエストした方が良し。

『換気』に良いのが一つ。*普通の換気扇もつけてます。

もう一つは『露天気分』になれる。

熱いお風呂に入りながら、良い風が吹いてきて心地よい。

外から見られると心配するお家もあるでしょう。

曇りガラス的なものもあります。

我が家の場合は曇りガラスでは無いですが、隣のお家が無いので、大丈夫です(2階です)

また、少し上に作るのがポイントと、あとはお湯をいれたら、窓はすぐ湿気で曇るので見られないです。



#3. 洗い場の大きさと段差

大きさは畳一畳半ぐらいあれば大丈夫でしょう。

大きすぎるとタイルを貼るエリアも大きくなるので、それほどは要らないと思います。

そして、大事なのはお水がしっかりと流れるように排水溝に向かって降っていくスロープ構造。

出入口は段(写真参照)を作り、お水などが溢れ出ないようにする。


#4. 高さを変えられるシャワーヘッド

うちのはシャワーは固定のシャワーヘッド手持ちの両用タイプ。

そして、お願いしてシャワーをかける部分を低めに設定してもらいました。

これによって、子供にも楽だし、低い椅子に座りながら髪を洗えるし、立ったままでも洗える。

#5. 出入り口のドアが必要

アメリカのお風呂はバスルームと一緒になっている。

そして、だいたいバスカーテンで水がでるのを防ぐ。

日本のお風呂のようなドアは基本ありません。

ただ、日本のようなお風呂はしっかりとしたドアが必要。

結果、ドアや壁もカスタムで作ることになり、分厚めのガラスで作った。

アメリカのシャワールームではたまに使う仕様です。

これによって、水で思いっきり遊べます! ドアは両開閉できるタイプ。

そしてモダンでカッコいい!


その他にあると便利なお風呂グッズ

これは日本から持って帰りました。


#1. 手おけと椅子は入手しよう。

洗い場で洗うようになると、お風呂のお湯を使うようになります。

掛け湯をする際にこれだけは便利なので、買いました。

また、シャワーヘッドを低くする事ができると、座って頭を洗ったり、体を洗ったりと日本のお風呂で洗うようにできます。

アマゾンで購入。アメリカへの配達可能。

#2. 保温のためにお風呂カバーを入手しよう


こちらには追い炊き機能は無いので、カバーによって少しでも保温ができたら良いです。

うちの場合は僕と息子が入り、ちょっと後に妻が入る流れとなっています。

古いので、出所不明。

#3. 水温計を入手しよう。

これはあったら程度で良いと思いますが、水の温度設定もできないので、あると何度ぐらいか分かります。

熱いお湯を最初いれて、水を入れて調節。

だいたい42度ぐらいですかね、いつも。

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