[アメリカ生活] クリスマスはリブローストを食べてみよう
リブローストって何?
このダイナミックさはアメリカだから出来る事だろう。
そうPRIME RIB ROAST(プライムリブロース)を食べてみよう。
要は美味しい『リブ』の部分をがっつり塊で食べるという事。
そう、こいつ。
牛で言えば、背中の部分で霜降りも丁度よくステーキ、ローストビーフとかに使われる。
日本ではしゃぶしゃぶにも使われるほど脂部分も適度にあり、ジューシーで柔らかい部位である。
アメリカではクリスマスとかサンクスギビングの時によくスーパーで発売され、家族が集まったときにがっつりと食べる贅沢品である。
英語ではPRIME RIB ROASTという呼び方がされている。PRIMEとは超良い部位であり、RIB(あばら)であり、ROASTはオーブンでロースト(いわゆるオーブンで焼く)して食べることから、そう呼ばれる。
そう。贅沢に塊で買い、塊ごと焼く。
こんなオーブンがあるのもアメリカに住んでいたら当たり前。
ザッツ アメリカ!
リブローストの焼き方
私も挑戦してみたので、どんな感じで作ったかというと。。。
*私はプロのシェフではありません。色々なレシピをオンラインでチェックしてから私が試した1つの方法に過ぎませんので、ご了承下さい。
1 . 室温に戻す。
冷凍の場合もあるし、冷蔵庫で保管してある場合もある。
冷蔵保存していたもので、少なくとも料理する2−3時間前には室温にしておこう。
2. 焼く15−20分前に塩胡椒で味付け。
前回はオリーブオイルを塗り、その後に塩胡椒をしたのだが、『塩胡椒はしてはいけない』という説もあるので、両方試して欲しい。
特に味付けはそれだけで、素材の味を楽しむ。
今年のクリスマスは塩胡椒しないで作ってみます(またアップします)
オリーブオイルの代わりにバターを使うとよりフレーバーが増すという噂もあり。
オーブン時間はパウンド量 X 12分
焼き方は最初は450℉(摂氏)で15分、そして、325℉にして残りの時間を焼く。
(3パウンドの場合はトータルで36分。そのうちの最初の15分は高い温度で焼く)
オーブン用の皿を使って、骨の部分は下で脂の部分を上にしてオーブンに入れる。
焼きながらたまにオーブン皿にたまった肉汁があれば、刷毛をつかって肉に塗り込もう。
(あまりオーブンを開け過ぎると温度が下がってしまうので、たまにで良い)
最後に皿に余った肉汁はとっておいて、ソースに使おう。
3. 温度計で肉温度をチェック
時間が終わりに近づいたら、肉用の温度計で肉温度をチェックしよう。
肉汁がでていってしまうという噂もある。。。
『切った後に血がドロドロ』という最悪な経験もした私は、ちょっとの肉汁だったら問題無し。
確実にチェックできるなら、温度計で完璧な焼き加減をねらう。
ちょっとピンクのミディアムレアぐらい
レアは120℉から125℉ぐらい。
ミディアムレアは130℉から135℉。
私はだいたい125℉ぐらいでオーブンから出し、肉を休ませる。
せっかくだから、レアかミディアムレアで食べてください。
4. 肉を休ませよう。
アルミを被せてから、肉を15分ぐらい休めよう。
その後、アルミを取り、切るだけ。
5. 切って食べよう!
ゆっくり休ませたせいか、特に血がでてくるとはなく、綺麗なピンク色に仕上がった。
塩、胡椒だけで食べるもよし、ワサビと醤油で食べるもよし。
私は結局そのままで食べて、たまにワサビ醤油につけて食べました。
塩胡椒がきいていて、最高に美味しかったですよ!
もし洋風にしたい場合は、オーブン皿に残った肉汁や焦げなどをフライパンに入れてから、赤ワインとビーフスープ(アメリカではBEEF BROTHとして売ってます)をミックスしてソースをつくる。好みで塩で味付け。今度、やってみようと思います。
せっかくのSTAY HOMEのクリスマスはお家でクッキングでも如何でしょうか?
ちなみにこの肉はビーバートンにある、MEATING PLACE(ミーティングプレイス)という肉屋さんで買いました。
6495 NW Cornelius Pass Road
Hillsboro, OR 97124
(503) 533-0624
今年のクリスマス用のお肉の予約も始まっていると思いますし、お店でも買えると思います。
オレゴン州のポートランドやビーバートンにお住みの方は、一度試してみて下さい。
クリスマス時期だけでなく、いろいろなお肉が売っているので楽しいですよ。
また、フレッドマイヤーでも毎年この時期にプライムリブローストの販売もあり、結構安く買えると聞いたので、試してみようかと思います。
**こちらが今回のクリスマスで試した際のブログ。
和風ソースが最高でした。