日本人の英会話が苦手な理由は雑談力の無さにある

これは逆に言えば、『雑談力』をあげれば、英会話も得意になるということ。

そして、日本人には雑談力の才能があります。

ただ、雑談力があるのは知り合いとの雑談。

初対面との雑談力が苦手である。

＊もちろん、他にもたくさん英語の苦手な原因はあるが、ここでは雑談力との関係性についてのみ語ります。

あなたはなぜ英語を学んでいる？

まず大事なことは英語を学ぶ理由を明確にすること。

今回の雑談力はあくまでも英語でのコミュニケーションのことです。

もし、英語の先生になりたい、通訳の仕事をしたい、翻訳家になりたいという場合は雑談力については、気にしなくていいのかも知れません。

ただ、たくさんの人の悩みはこの他人との英会話にあるのではないでしょうか？

海外で仕事をしたい、海外旅行に行ったときに現地の人と話したい、など夢はいろいろあると思います。

そんな方には「雑談力」をあげる努力をオススメします。

英語だけ必死に勉強しても、目標とする英会話は得意になりません。

ではなぜ、この雑談力と英会話が関係あるのか

僕が思うに結論！

「日本人は知らない人と話す力が無い。」ということに行きつきました。

これはコミュニケーション能力が無いという完全否定ではない。

実際に日本人は同僚や先輩などと居酒屋などで時間が足りないほど飲んで話している。

まさに飲みニケーションをしている。

どちらかというと、すごい得意な人種であり、好きな人種でもある。

ただ、一番苦手なのは、知らない人とシラフで話す30分であろう。

こんな飛行機のシチュエーションを例にしてみよう。

飛行機の座席に突然だが、一度も話したことの無い同じ会社の人が座ってきた。

これどうする？

まずは「ちょー気まずいと思う」。

たぶん、挨拶だけして、あとは携帯を見はじめて、会話はしない。

せいぜい、こんなところであろう。

こんな思い出は誰にでもあること。

ということで、知らない人の話が苦手な人種というのは実感することであろう。

なぜ英会話の苦手な理由と関係するのであろう？

それは、英語を話す相手が、必ずと言って「知らない人」だから。

もともと島国で育った日本人である私たちは、日本人以外の人と話すチャンスが無いのです。

おいおい、サムライかっての？

まぁー言ってみれば、ペリー来航のときのサムライですわ。

つまりは英語で話さないといけない人は他人ということです。

まぁー当たり前だけど、海外に行くと出会いが多い。

そして、話は戻るが、その出会いの際の英会話が苦手。

会社の人との飛行機での出会いにも通ずる内容です。

いかに初対面との会話が大事かはわかってもらえたはずです。

ではどうしたら雑談力をあげられるのか？

それはスポーツや習い事と一緒で、『練習』あるのみです。

まずは日本語で練習するのもいいと思いますが、それを英語で言えるようになる努力も必要です。

僕は中田敦彦のYoutube大学の『一流の雑談力』の回を見ましたが、これも参考になります。

僕は『会話はテクニック』だと信じていますし、誰でも習得できるはずだと思います。

会話は「質問」と「応答」の繰り返しです。

この質問と応答の引き出しを増やし、それを反復。

そしたら、必ず英会話は上達します。

詳しくは「英会話はテクニック」を参照。

なぜ、こんな風に言うかというと。。

私も実は初対面の人との会話で英会話が劇的にうまくなったからです。

私の場合はすでにアメリカにきていましたが、何度も飲み会に誘われて、いやいやに行くうちに自然と英会話が得意になっていました。

そして、知らない人と話しまくりました。内容はほぼ一緒ですね。

私は日本から来ました。どれぐらいいます。寿司好きです。。。。。などなど。

気づいたら、「自分の言いまわし」が出来上がってました。

これが「引き出し」ですね。

自分の引き出しができたら、強いですよ！！

頑張ってください！！