[アメリカ生活]クリスマスツリーは生木を買おう

 

せっかくなら生木を

アメリカではサンクスギビング(感謝祭)が終わるとクリスマスツリーの準備をするのが恒例だ。

という事で、天気も良かったので、11月27日に早速だがクリスマスツリーを買いに出かけた。

こちらのアメリカオレゴン州ポートランドでは、生木を買う人が多い。

そう! 生きてるもみの木を刈って、それをそのまま飾るのです!

私の場合はビーバートンという郊外に住んでいるためか、周りには農園が多いので、5分−10分も車で走れば、すぐにクリスマスツリーの売っている農園が見つかります。

さすがは『スタンプ・タウン』と言われるだけあり、オレゴンの人(通称:オレゴニアンと呼ぶ)はにはうるさいんです。

生木なんて、日本ではあり得なかったし考えた事もなかった。でも、こっちでは当たり前のように皆が生の木を飾る。それ専用のフィールドがあり、ツリーを栽培している。

なにがいいって?

「とにかくがイイ」

「家を暖かくしてくれる」

生きている木は存在感がある。香があり、生きているものがリビングルームにあると、何かいい。

せっかくのアメリカの広いリビングで、ガンガンと主張してくる贅沢なクリスマスツリーをドンっと飾ってみては如何ですか?

PLUMPER PUMPKIN PATCH & TREE FARM

うちでは、オレゴン州のビーバートン郊外にあるプランパー農園に行くのが毎年恒例の行事となっている。

うちからはまさに10分ぐらいでいけるので、有難い。

そして、行くまでのドライブも気持ち良い。

農園がいくつか立ち並び、まるで北海道の丘のような地形を10分走れば到着。

プランパー農園の住所:

Plumper Pumpkin Patch & Tree Farm LLC

11435 NW Old Cornelius Pass Rd Portland, OR 97231

11月21日よりオープン
金、土、日曜日の9 a.m. to 5 p.m.

IMG_7861.jpg

とにかく木は好みで選ぶ

ここでは、普通に切ったクリスマスツリーを買う事もできるし、U-CUTと言って(U=YOU)自分で見つけてノコギリで切ってそれを買う事もできる。

手早く買いたい人はあるものを選べば良い。

ただ、ちょっとイベントっぽくしたい人はU-CUTをすると楽しい。

とにかく、歩いて見つけて、ノコギリで切る。

ただ、それだけだが、楽しい。

下の画像は切ったものが並んでいる様子。

ここから、サイズや形、種類を見て、自分好みを選ぶ。

IMG_7851.jpg


クリスマスツリーの種類

アメリカでツリーに使われる木は50種類以上あると言われるが、ここではその中でも有名な3種類が扱われている。

IMG_7852.jpg
  • DOUGLAS(ダグラス)-濃い緑で香りが強く、葉は柔らかいのが特徴、そして、しっかりとしたピラミッドの形をするのも特徴。アメリカのクリスマスツリーでほぼ半分近くがこの種の木で構成すると言われる。しっかりとしていて、飾りも十分に載せられる。

  • GRAND(グランド)ー黄色っぽい緑で香りが強いのが特徴。葉の先が白く線が入るのが特徴。これもしっかり詰まったものが多い。しっかりとしていて、飾りも十分に載せられる。

  • NOBLE(ノーブル)ー濃い緑が特徴、香りも強いのが特徴。枝は曲がっていて、印象として、もこもことした感じがして、ぎっしり詰まった感じの木だ。しっかりとしていて、飾りも十分に載せられる。




と書いて思ったが、色と葉の違いぐらいであるが、最終的には好みだと思う。

うちではNOBLE(ノーブル)をよく購入している(下の画像を参照)

このノーブルの独特な香りが好きなのと、もこもこした感じも好きだからである。そして、ドッシリとしていて、飾りも掛けやすい。 

でも、正直あんまり理由はない

毎年、ノーブルにしているから、今年も(笑)

ノーブルとダグラスは少しだけ、グランドより値段も高い(でも、なぜかは知らない)

IMG_7862.jpg

木を選んでからは、お金を払い(5フィートぐらいのもので45ドルぐらい)、シェイクと言って木を降って余計な枝や葉などを特別なマシンで落とし、きれいにしてくれる。

IMG_0930.jpg


そして、糸でぐるぐる巻きにするマシン(上の写真参照)に通してから、車の上に載せて縛ってくれる。

木を選んでからの作業は殆どしてくれるので、安心だ。

treecarry.jpg


と言った感じで、U-CUTするにしてもありものにするにしても、自分好みのクリスマスツリー、そして生の木を買うというのはアメリカでしかできない体験なので、オススメです!

また生木を置くためには専用の台が必要ですので、準備をしてください。

普通にターゲットなどで売ってます。その台でしっかりと木を固定できて、水を入れて管理すれば、クリスマスまでの1ヶ月は余裕でもちます。

そして、あとは家族総出で飾りつけをして楽しんでください。

アメリカではクリスマスのプレゼントはこの木の下に置きます。

家族で集まるのがアメリカでのクリスマス。

親戚などが来て、どんどん木の下にプレゼントを置いていき、クリスマスの日の朝にみんなで開けるのが一般的です。


そして、だいたいお正月が終わったあたりで一斉にリサイクルのゴミとして一気に回収されるのが流れです。

おさらい

生の木を買いに行こう! なぜなら?

  • 農園まで近い、楽しい、景色が良い。

  • コロナでイベンスが少ないので、U-CUTでもして家族で楽しもう。

  • 生の木は香が良い。家が暖かくなる。存在感ばっちり。

  • 5フィートのものが45ドルとそれほど高くはない。

  • クリスマスだけでなく、それまでも盛り上がる事間違いなし。

  • 家族の思い出になる!

これからの週末もチャンスはまだまだあります。

ではでは。エンジョイ!

 
Previous
Previous

Nakata Shoten (中田商店) | Ueno

Next
Next

Izumi Sushi (和泉寿司)| Shibuya